
『戸建のリノベーション工事って、どんなふうに進んでいくの?』そんな疑問にお答えするため、実際の現場からリノベーション工事のようすをリポート中です!前回vol.5は、キッチン組立設置や外壁塗装、室内ドア取付、階段工事までのようすをお伝えしました。
vol.6では、壁紙クロス貼り、断熱内窓や電気器具取付工事などをリポートします。
中古戸建リノベーションを検討されているみなさまの参考になるとうれしいです。
〖リノベーションリポート〗として、着工から完成まで数回にわたりご紹介しています。建物状況やお施主様のご予算、施工内容などによりさまざまとなるリノベーション。その一例としてご覧ください!
※前回までの記事はこちらから
リノベーションリポートvol.5
リノベーションリポートvol.4
リノベーションリポートvol.3
リノベーションリポートvol.2
リノベーションリポートvol.1
室内全体の天井と壁にクロスを貼っていきます。ベースクロスのホワイトに、所々へアクセントカラーを入れていきます。全部で10色となるクロスが届き石膏ボードに貼っていくのですが、まずはクロスをきれいに施工するため、石膏ボードにあるビス穴などの凹凸をパテで平らにならしていく下地処理をしていきます。そして、パテが乾いたところからクロスを貼っていきます。
全てクロスは、お施主様がお選びになりお好みの空間ができました。アクセントで部屋に差し色を加えることで、室内にメリハリができ、毎日の生活が楽しくなるこだわりの空間をつくることができます。
和室の格子窓だったのを、『LIXILのインプラスforリノベーション』というシリーズの断熱内窓に入れ替え。木目柄がすてきな樹脂製サッシにLow-E複層ガラスの仕様に。
お施主様から、ヘリンボーン柄の木目をご自宅に使いたいというご希望がありUTとトイレのクッションフロアに採用しました。最近では、いろんな柄のあるクッションフロア。腐食などを考え木製のフローリングを敷く事が難しい水廻りも木目柄にする事で、そのようなお悩みを解消しフローリング調の仕上がりにする事ができます。
電気器具を取付していきます。予め石膏ボードを張る前に、設置場所へ配線してありますので所定の場所へ器具を取付していきます。ブレーカーも漏電防止のタイプに新規交換したので安心です。キッチンやリビングから目立たないように納戸の中に設置しました。
基本照明としてダウンライトを各所に取り付け、ダイニングキッチンは調色・調光タイプに。気分に応じて電球色・昼光色・昼白色の切り替えと明るさを変えることができます。
そして、キッチン上部にはライティングレールを。住み始めてからお好みのペンダントライトをつけて、キッチンをより自分好みに演出できます。階段に、黒いアイアンのブラケットライト、玄関ポーチ灯には人感センサー付きでレトロな印象の笠付きタイプを取付。インターホンや室外アンテナを設置すると電気器具取付が完了です。
このあとは、トイレや洗面化粧台など設備の設置工事や、家屋を囲んでいました外廻りの足場を解体し、最後の工事となる玄関の断熱ドア設置を行う予定です。いよいよ次回で完成です!
その様子は、リノベーションリポートvol.7でお伝えします。お楽しみに!