速報！ 過去最大級のリフォーム補助金制度『住宅省エネ2024キャンペーン 』が継続スタートBLOG2023.12.20
『戸建のリノベーション工事って、どんなふうに進んでいくの？』そんな疑問にお答えするため、実際の現場からリノベーション工事のようすをリポート中です！前回vol.６は、壁紙クロス貼り、断熱内窓や電気器具取付工事までのようすをお伝えしました。
vol.７では、トイレや洗面化粧台など設備の設置工事や、家屋を囲んでいた足場を解体、最終段階の工事となる玄関の断熱ドア設置などをリポート。そしてついにご新居が完成します！
中古戸建リノベーションを検討されているみなさまの参考になるとうれしいです。
〖リノベーションリポート〗として、着工から完成まで数回にわたりご紹介しています。建物状況やお施主様のご予算、施工内容などによりさまざまとなるリノベーション。その一例としてご覧ください！
※前回までの記事はこちらから
リノベーションリポートvol.6
リノベーションリポートvol.5
リノベーションリポートvol.4
リノベーションリポートvol.3
リノベーションリポートvol.2
リノベーションリポートvol.1
各種設備を取付設置していきます。石油FF式ストーブはコロナのフィルネオ。遠赤外線で、部屋の隅々までやさしく暖かくなり、薄型本体のため省スペースでスッキリと収まります。水を落とす際に使用する、水抜栓開閉器も床とフラットになるタイプでお部屋に馴染みます。トイレ・洗面台はシンプルな形状で節水のものを。全ての設備が付き、工事も完成が近づいてきました。
塗装も乾き、外壁と屋根の工事が全て終了しましたので上部から順番に家屋を傷つけないように足場を解体していきます。部材をまとめたら、搬送用のトラックに手運びで積載し現場から搬出します。
施工期間中は、玄関から人の出入りや材料の搬出入、そして工事からでるホコリがありますので、ドアに傷をつけないためにも最後に交換工事をおこないます。既存ドアの上にはランマがありましたが全て解体。新しい玄関ドアは、リクシルのリシェントシリーズの断熱タイプドアで、ランマを解体した分高さを大きくした親子ドア仕様にしました。使いやすさを考え、親子ドアの左右を旧ドアから逆にしたことでスムーズに出入りできるように。
足場解体前に外部の掃除は終えましたので、内部の美装を行います。大掛かりになるリノベーションはいろいろなところに、解体の時などのホコリや汚れが付着しています。
工事中に出た汚れなどを、キレイにしてお客様へ引き渡します。
今回は、美装作業の終了間際にお施主様が、ご家族で記念にという事でお手伝いにいらっしゃいました。お子様も楽しそうに床など拭いていたので、良い思い出になったご様子でした。
美装が終わり工事が全て完了しました。弊社の責任者による確認検査をおこないます。その後、担当者と一緒に、お施主様にも施工箇所に不備が無いかなど確認を行っていただきます。
（※この時点、気になる点がありましたら担当者へお申し出ください。すぐに対応します。）
お引渡しでは、弊社担当者より重要書類、家の鍵、設備の取扱説明書や保証書のお渡し、ご不明な点や今後に関する説明などを行います。
それでは、ステキにできあがりました、D様邸リノベーション完成後のようすを見ていきましょう♪
床フローリングとキッチンの色合いを、ライトオークの木目にしたことで統一感が生まれました。また、LDKの中心にキッチンを配置したことで、家族とのコミュニケーションをとりやすく、子供達も一緒にみんなでお料理をつくる機会が増えそうです。
料理中もご家族との会話が楽しめるよう、キッチンの正面はリビング向きに。そして、南側窓からの採光でキッチンの動線を明るくなるようにしました。窓から見える植栽もお部屋に彩を加えます。
キッチンのすぐ横に2畳ほどの納戸があり、食品や日用品などのストックを沢山保管できます。引き違い戸を開けていると、北側からの採光でキッチンが明るくなります。来客時には、引き違い戸を閉めることで目隠しになりスッキリさせられます。チェッカーガラスを入れた大きい開き戸の先は玄関ホール。コンロの前面をガラスにしているので、ご家族の帰宅がわかりやすくお料理中も顔が見え「おかえり」「ただいま」を言いやすいのもポイント。
リビングは、リノベーション前は和室でした。押入のスペースを活かし中板などは解体、襖も引き違い戸に変え洋風の収納に。いろいろな物をしまえてリビングをスッキリさせられます。リビングからダイニングまで見通しよく開放的なLDKになりました。
床はオーク・ナラ天然木の風合いを最大限に生かした、札鶴ベニヤの“RUSTICプライフローリング”。天然木と基材をプライ加工（層に合板加工）することで、ひび割れ、膨張、収縮、ねじれや反りが最小限に抑えられる事に加えて、本物の天然木が持つ質感を感じられるのが特徴。自然な木の色合いを持つ床。白い巾木を間に、トキワ産業の“パインブル１２２３”デニム色の壁紙クロスとの色味が引き立つ、お施主様こだわりのポイントです。
UTのクッションフロアは、ヘリンボーン柄に。浴室入口にアクセントクロスで施工した、ライトグリーンの壁紙クロスとも色合いが合います。この壁紙は、トキワ産業の"ファブリーズ"シリーズ。ファブリーズ規定の消臭と抗菌効果の基準をクリアした素材を使用していますので、清潔にしたいと思う室内におすすめです。
節水効果のあるエコベンチ浴槽にしたLIXILの“アライズ”。ゆったりと入浴できるお風呂になりました。フルフォールスライドバーを付けたシャワーで、お湯が真上から降り注ぎリラックス効果が期待できます。
断熱内窓はLIXILの“インプラス for Renovation”というシリーズでガラスはLow-E。
窓のサッシ部分の樹脂にリアルな木目プリントが入っていて、リノベーション空間の雰囲気に良く合います。
トイレは北側にあるためアクセントクロスを黄色にして明るい印象に。
玄関は断熱タイプドア。LIXILのリフォームドア“リシェント”の中でも、採光ガラスが入ったG-14型。旧玄関ドアは上部にランマの付いた親子ドアでしたので、その開口に合うようサイズを大きくしました。採光のガラス面も大きくなる為、しっかり外の光が入るようになり明るい空間に。壁面の可動棚シューズラックはお施主様がDIYで、１F床に張っているフローリングで可動式の棚を作りステキなオープン収納の玄関が完成しました。
落ち着いた雰囲気の階段に。階段照明もインテリアになり、おしゃれな演出ができました。
2階の子供部屋なども１Fと同じ建具。床のフローリングは、光沢のある明るめなものにしました。お子様達も自分の部屋ができたと喜んでいて、机やベッド等をどこに配置しようかレイアウトを楽しそうに考えているようすが微笑ましく思えました。
主寝室は落ち着いたナチュラルな装い。自然の中をイメージした配色でリラックスできる部屋になりました。和室を洋室につくりかえ、押入だったスペースはストライプ柄のクロス貼りに。お施主様自身で、バーや棚を付けて収納スペースにするため、オープンな状態でお引渡ししました。
玄関ポーチの照明は人感センサー付き。雰囲気のあるレトロなデザインで楽しくなります。夜になると優しい光でゲストをお出迎えしてくれます。
灯油タンクも外壁と同じ色に塗装しまとまりができました。外観は、玄関ドアの色合いがワンポイントで引き立つ、ダークグレー調のシンプルで重厚感のある落ち着いた佇まいに仕上がりました。
以上、7回に分けてご紹介させていただいた戸建物件の『リノベーションリポート』いかがだったでしょうか？
工事期間は約3カ月。旧家屋解体から始まり、新居ができあがるまで一連の中古住宅リノベーション工事のようすを画像を交えお伝えしました。
これから、中古住宅リノベーションをお考え中の皆様へ参考になれば嬉しいです。
最後になりましたが、撮影にご協力いただきましたD様、ありがとうございます！
これからも様々な現場のようすをお伝えしていきます！
次回もお楽しみに☆
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☆こちらの物件は、施工事例ページにも掲載しています。
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