【リノベーションの豆知識】vol.1

2022.4.21

これから中古住宅を購入してリノベーションしてみよう!とお考えの方に役立つような豆知識をお伝えしていきたいと思います。まずは、中古の戸建に関することから。ぜひご覧ください。

〇 不動産情報で見かける『戸建の中古住宅』と『古家付き土地』の違いとは?




不動産情報などで戸建の中古物件を探している時に、「戸建の中古住宅として販売されている物件と、「古家付き土地」として販売されている物件を目にしたことはないでしょうか?

どちらも中古の戸建住宅が建っている物件ですが、どのような違いがあるのでしょう?



一般的な傾向となりますが、「戸建の中古住宅としての販売物件には、 「築年数が比較的浅く家屋にまだ住宅として価値がある物件」や 「既存建物に改修工事を行い家屋の価値を向上させてから販売する物件」などがあり、中古住宅として販売 されている物件です。

それに対し古家付き土地とは、「上物付土地」や「土地(現況古家あり)」などと不動産情報に書かれているケースもあり、中古住宅にはなるのですが築年数が古いことや住宅として既存建物にほぼ価値がない状態であることから、土地として販売 されている物件というところが大きな違いになってきます。



また、古家付き土地は、ほぼ土地代で家が購入できることになりますが、その土地に建つ古家の状態は物件によりさまざま。ほとんどが築30年~40年ほど経過していて、そのまま住むことは難しいのが現状です。
既存の家屋を再利用できないほど基礎や構造部分などの重要箇所が傷んでいる場合は、建物を解体して更地にし新築を建てたほうが良いという場合もあります。

しかし、建物の状態が良く再利用可能な古家 であれば、リノベーション で必要に応じた改修工事をすることによってまだまだ住める物件も。現状の家屋に経済的な価値はなくても、まだ部分的に利用できる価値があればマイナスイメージから、快適に住むことのできる住宅にしていくことが可能です。
ほぼ土地代のみで「状態の良い古家」を購入し リノベーションすることができれば、更地に新築を建てるより経済的ということになります。

既存家屋の構造に合わせなければならない部分もありますが、自分好みの戸建住宅を希望する場所手に入れるチャンスが広がるでしょう。


次回vol.2からは、そのような『再利用可能な古家付きの土地』を購入した中古住宅リノベーション について、不動産購入の計画段階~着工まで、どのようなながれですすんでいくのか?
実際に、札幌市内の地下鉄駅徒歩圏で「古家付き土地」を購入され、弊社へ リノベーション工事をご依頼いただきましたお施主様から伺った内容を参考に、ご紹介していきたいと思います。

おたのしみに!


vol.2~vol.6の予告 ≪リノベ計画から着工までの流れ≫

【リノベーションの豆知識】vol.2
1. 不動産会社への物件紹介依頼と住宅ローン仮審査、リノベーション施工会社選定

【リノベーションの豆知識】vol.3
2. 不動産会社から物件紹介・現地確認内覧申込
3. 物件内覧と現地調査

【リノベーションの豆知識】vol.4
4. 不動産購入申込(買い付け申込)
5. 住宅ローン仮(事前)審査と融資承認通知書
6. 不動産(土地・建物)売買契約、手付金支払い

【リノベーションの豆知識】vol.5
7. 工事請負契約書
8. 金融機関へ住宅ローン本審査申込
9. 住宅ローン本審査承認通知
10. 住宅ローン契約

【リノベーションの豆知識】vol.6
11. 土地建物引渡しと融資実行(つなぎ融資)
12. 近隣住戸へご挨拶
13. リノベーション工事着工



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