【リノベーションの豆知識】vol.4

2022.6.30

これから中古住宅を購入してリノベーションしてみよう!とお考えの方に役立つような豆知識をお伝えします。

弊社へ リノベーション工事 をご依頼いただきましたお施主様から伺った内容を参考に「 計画段階 ~ リノベーション工事着工 」まで一連の流れを数回に分けてご紹介。
中古住宅を購入し、リノベーションを計画する参考一例として、ぜひご覧ください。


《 物件さがしの条件 》
①お子様の学校区を最優先、かつ札幌市内地下鉄駅徒歩圏で物件探し。
② 築40年ほどの中古住宅を「古家付き土地」として不動産会社の仲介にて物件購入。
③ 工事代金もあわせて住宅ローンをお借入れ。


※この記事は【リノベーションの豆知識】vol.3からつづく内容になっています。



4. 不動産購入申込(買い付け申込)


物件の現地確認を終え、施工会社と話し合いの上、物件購入の可否を判断。
リノベーションすることで、これから居住する住宅としての物件価値が見込める場合、『不動産購入申込』をします。( ※買い付け申込書を不動産会社へ提出。)

購入希望者が多い場合、具体的な交渉は買付証明書の提出順に行うのが一般的です。また、住宅ローンの事前審査を通過している買主の優先度が高くなりますので、早めの申込みと準備をすすめましょう!

5. 住宅ローン仮(事前)審査と融資承認通知書


借入希望金額の目処をつけるため、リノベーション工事の内容と金額をほぼ確定しておくことが必要です。また、金融機関によっては、必要書類の中に資金計画書や概算見積書の提出を求められる場合も。
リノベーション施工会社と相談の上、スムーズに『住宅ローン仮審査』を申請しましょう。

住宅ローン仮審査が承認され、売主が売却を承諾することで、不動産売買契約へと進めます。

※不動産会社によっては、住宅ローン仮(事前)審査が通った証となる融資承認書の提出を求められる事があります。

6. 不動産(土地・建物)売買契約、手付金支払い


金融機関から住宅ローン仮審査が承認され、いよいよ不動産(土地・建物)売買契約を締結します。
その際、不動産会社の宅地建物取引士から重要事項などの説明があります。不明点があれば必ず質問し、その場で解決するようにしましょう。重要事項説明などの内容に問題が無く、契約内容にお互いの合意が取れましたら不動産売買契約書に署名・押印を行います。
最後に予め取り決めした額の手付金を支払い、無事契約が完了となります。

《注意点》
①契約には 印鑑登録された実印での押印 が必要です。
②手付金は 現金での支払いです。(※一般的に物件価格の5%相当)

※売買契約書や重要事項説明書は専門用語も多く難解なため、契約前に予め書面コピーをもらえるよう不動産会社 へ依頼し、目を通して疑問・不明点を書き出しておくと良いでしょう。

《 ポイント 》
□ 今回のお施主様の場合、古家付き土地での売買となるため消費税は非課税。( ※不動産事業者への仲介手数料は消費税の課税対象です。)
中古住宅としての購入する場合は、建物へ消費税が課税対象となります。( ※個人での売却は、課税対象業者ではないため非課税となります。)


このつづきは、次回【リノベーションの豆知識】vol.5

vol.5~vol.6の予告 ≪リノベ計画から着工までの流れ≫

【リノベーションの豆知識】vol.5
7. 工事請負契約書
8. 金融機関へ住宅ローン本審査申込
9. 住宅ローン本審査承認通知
10. 住宅ローン契約

【リノベーションの豆知識】vol.6
11. 土地建物引渡しと融資実行(つなぎ融資)
12. 近隣住戸へご挨拶
13. リノベーション工事着工

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