
これから中古住宅を購入してリノベーションしてみよう!とお考えの方に役立つような豆知識をお伝えしていきたいと思います。
vol.2からは、弊社へ リノベーション工事をご依頼いただきましたお施主様から伺った内容を参考に「 計画段階 ~ リノベーション工事着工 」まで一連の流れを数回に分けてご紹介します。
中古住宅を購入し、リノベーションを計画する参考一例として、ぜひご覧ください。
《 物件さがしの条件 》
①お子様の学校区を最優先、かつ札幌市内地下鉄駅徒歩圏で物件探し。
② 築40年ほどの中古住宅を「古家付き土地」として不動産会社の仲介にて物件購入。
③ 工事代金もあわせて住宅ローンをお借入れ。
まずは、手軽に見る事のできる不動産情報誌やインターネットで物件の価格相場をチェック。
不動産情報サイトで無料の会員登録を行い希望する条件を指定し、新着物件がでた際のお知らせメールを受け取れるようにしておくことで見逃しも少なくなります。
また、札幌市内でも、地下鉄駅徒歩圏においては土地や中古住宅の需要が多く、条件の良い物件は一般的なインターネット掲載などへ出回る前に買付けが入ってしまう傾向も。その為、信頼できる不動産会社を何社か選び、希望する地域や物件の条件を担当者に伝え直接紹介してもらえるよう依頼しておくと良いでしょう。
すぐにでも希望地域の物件を購入したいという場合は、実際に購入可能な金額を把握しておかなければなりません。さらに、物件購入後にリノベーションを予定されているなら、工事費用も含めた資金計画を考えておく必要があります。
そこで、まずは金融機関へ『住宅ローン仮(事前)審査』申込を行うことをおすすめします。その審査結果から、ご自身の毎月の支払計画に合わせて借り入れ可能額を判断しましょう。
特に、競争率が高い地域の物件は、なかなか条件の良い物件情報や紹介がまわってこない場合も。
そんな時、住宅ローン事前審査が通り資金計画が具体的になっていれば、不動産会社へその旨を伝えておくと希望の物件を紹介してもらえるチャンスも広がります。
また、条件の良い物件を不動産会社から紹介された時、購入申込(買い付け)の決断を早期に行うことができないと他の方へ物件がまわってしまい、せっかくのチャンスを逃してしまう事に。チャンスを逃さない為には、事前準備をしっかり行っておくことが大切です。
中古物件を購入してリノベーションをお考えの際は、工事を依頼する施工会社をあらかじめ決めておきましょう。
不動産会社から紹介された物件が実際に「工事可能なものか?」を判断するのは難しいものです。物件内覧する際、同行を依頼し一緒に現地調査をしてもらえる施工会社を選び、事前に相談を。
また、相談の際には、希望する間取りや設備機器、デザインなどをイメージ画像やカタログで伝えておくようにしてください。ご予算内で希望のイメージに近いリノベーション工事が可能なのかを判断するためにも必要です。
内覧物件に対し、予算内でどのようなリノベーション工事を行うことができるのか施工会社と話し合い、現地の住環境なども加味しながら、納得した上で 物件の購入(買い付け)申込 をしましょう。
このつづきは、次回【リノベーションの豆知識】vol.3へ
vol.3~vol.6の予告 ≪リノベ計画から着工までの流れ≫
【リノベーションの豆知識】vol.3
2. 不動産会社から物件紹介・現地確認内覧申込
3. 物件内覧と現地調査
【リノベーションの豆知識】vol.4
4. 不動産購入申込(買い付け申込)
5. 住宅ローン仮(事前)審査と融資承認通知書
6. 不動産(土地・建物)売買契約、手付金支払い
【リノベーションの豆知識】vol.5
7. 工事請負契約書
8. 金融機関へ住宅ローン本審査申込
9. 住宅ローン本審査承認通知
10. 住宅ローン契約
【リノベーションの豆知識】vol.6
11. 土地建物引渡しと融資実行(つなぎ融資)
12. 近隣住戸へご挨拶
13. リノベーション工事着工